オペラって何?
こんにちは!
今日は出演情報を2つお知らせしたいのですが、オペラやりま〜〜〜す!とお知らせしてもそもそもオペラって何?という方も多いですし、「演劇みたいな感じなの?」と質問していただくことも沢山あるので、オペラってなんなのか簡単に大雑把に解説してみようと思います!!
音大を出て世の中に放り出されて、ワアアアアアア(ビブラート)っていう歌い方のことを「オペラ」だと思っている方が結構いらっしゃることを知りました。
イメージはめっちゃわかりますし、私もわかりやすく「オペラやってます」とか「オペラ歌手です」と自己紹介することが多いですが、実はオペラだけやっているわけじゃないし、私の場合はオペラに出させていただく機会も稀です(笑)
「オペラ」とはストーリーがあって、歌手が演じる登場人物のセリフなどを音楽で表現した総合的な舞台芸術のことです。ミュージカルみたいな感じです。16世紀にイタリアで生まれ、その後ヨーロッパを中心に様々な国で発展してきました。イタリア語、ドイツ語、フランス語のものがメジャーです。
声楽的な発声(ワアアアアっていうやつのことをこんなふうに言ったりする)で歌唱するものの中には、大きくわけて「オペラ」と「歌曲」の2種類があります。
「オペラ」は先述の通り、ストーリーがあるものです。
「歌曲」は、ざ〜〜っくり言うと曲が単体で成り立っているもの。
それでもって、ストーリーがあるやつの中でも大きく2種類あります。
今回説明したいのは「オペラ」と「オペレッタ」です。
「オペラ」は登場人物のセリフによりストーリーが進行していく「レチタティーヴォ」と、心情を歌う「アリア」などによって構成されており、どちらも音楽が付いていて、常に曲が流れている感じ。内容も重いものが多くて、よく登場人物が死んだりします。
「オペレッタ」は言葉としては「オペラの小さいver.」という意味ですが、上演時間が短いわけでもなく、一番の特徴は歌になってないセリフがあることです。よりミュージカルに近いイメージで、内容は軽く、よく登場人物が浮気して怒られたりします。
(例外も沢山あります!ぜひ実際に観て体感してください!)
そんなオペラとオペレッタ、同時進行で稽古中です⭐︎
こちらはオペレッタ!
カールマン作曲「チャールダーシュ侯爵夫人」を日本語で上演します!(もともとはドイツ語の作品です)
4月6日(土)17:30開演 / 4月7日(日)13:00開演
@ムーブ町屋 ムーブホール
一般¥5,000 全席自由
こちらはオペラ!
日本初演のモンレオーネ作曲「カヴァレリアルスティカーナ」、そして作曲家違いで同じ題材のマスカーニ作曲「カヴァレリアルスティカーナ」を二本立てで上演いたします!
イタリア語です!
5月5日(日)14:00開演
@日本橋劇場
S席 ¥10,000 A席 ¥7,000 全席指定
どちらもコーラスで出演いたします♩
チケットのご用命はお問い合わせフォームから、お名前、日時、枚数、席の種類をご連絡くださいませ!
またそれぞれ詳しく解説したいなと思ってます!
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