しなやかな信念

最近見たアニメの推しキャラの傾向を考えてみました。

推しキャラその①ブルーロックの馬狼照英

サッカーのフィールドでは自分がキングだと思っている。他のプレイヤーは自分を際立たせる引き立て役。

「自分のゴールで勝てないなら死んだほうがましだ！」

主人公の潔と同じチームで戦った時に、自分勝手なプレーで足を引っ張り、信念を曲げてパスをしそうになるが、脇役になんてなってたまるか！主人公になれないなら、悪役になってやる！と、やっぱり自分でゴールを決めにいく。

私生活ではめっちゃ几帳面。

推しキャラその②ジョジョ第2部のシュトロハイム

ドイツ軍少佐として登場する。ドイツ軍とジョジョたちの共通の敵、柱の男サンタナとの戦いで、自分の脚がサンタナに取り込まれたとき、サンタナに太陽の光を浴びせるべくジョジョに自分の脚を切断させる。

さらに自分の体内に入り込んできたサンタナを倒すために手榴弾で自爆する。

一度は死んだと思われたがその後ドイツ軍の科学力で半分機械化して復活。

別の敵、カーズとの戦いの時は、完全な生物と化したカーズを火山のマグマで倒そうとしたジョジョが乗る飛行機にいつの間にか乗っており、カーズを倒すのに貢献する。

推しキャラその③ちいかわのうさぎ

いつもイャァハアアア！とかプルルルルルルルル！と言っている。

ちいかわとハチワレとは友達のようだが、2人ほどいつも一緒に行動しているわけではなくて、1人でツツウラウラに旅に出たりもしている。

しかし戦いの時は2人にもいつの間にか武器を用意していたり、食べ物の湧きドコロを教えてあげたりと、頼れる一面もある。

草むしり検定3級。

この3人ってゴーイングマイウェイで、俺様キャラってことが共通してるのかな(うさぎも俺様だよね)って思うんだけど、きっと私の中にも眠りし俺様がいて(ひょっとして眠ってない？)そこがとっても共感できる！

私のフィールドは歌なので、自分が演奏するときには「オラオラオラ黙れ黙れぇ〜静粛に！私様が歌いますよおおお！聴けええええええ！」と思ってる。

当たり前だけど口にも態度にも出さないですけどね。

もちろん感謝の気持ちは持っていたいけど「すみません僭越ながら歌わせていただきます…失礼いたします。」っていうテンションではない(笑)

上手くいかなかった時に折れたり、自信過剰かな？自己中かな？と不安になることもかつてはあったけど、こういうキャラが主人公や他の登場人物と関わって活躍するのを見ると、このオラオラマインドをしっかり認められるし、なにより私は、私の中の俺様が、いいパフォーマンスを引き出すと信じているので、馬狼が自分でシュートを決めに行った時はホント嬉しかった！笑

シュトロハイムもジョジョを助けようとか、仲間のためにではなく、ドイツ軍としての誇りを持っていて、その誇りのために戦って、それが結果的に仲間を助けるところがいいし、うさぎも自分の軸があるんだなって感じます。

あと、うまく言えないけど、硬い木の棒の信念は折れやすいけど、推したちの信念はぐにゃぐにゃのゴムの棒な感じ！しなやかな信念！だから推せる！

以上。最近の推しキャラから分析する推せるタイプでした！

ところでジョジョ3部のOP曲どっちも大好きで、STAND PROUDは言わずもがななんですが、「ジョジョ　その血の記憶〜end of the world〜」が良すぎませんか？

最初、このOPに変わったときは、なんだァこの謎な曲はァァ！と思った記憶があるのですが、3回聴いたらクセになりました。

この曲メタルっぽいんだけどミュージカル感がある…！頭の中でミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険」が繰り広げられて良い……

メタルの好きなところはハモリがしっかりしてるところ！あとやっぱりクラシック音楽に似てると感じる！メタルとクラシックは全然遠いようで実は共通点が多くて、宗教的な題材だったり、反復進行が使われていたり…曲の構造については詳しくないけれど、ほかにも共通する要素は多々あるそう。聴いてて感覚的にも似てるなって思います。シンフォニックメタルなんてジャンルもあるし。だから激しい音楽だけど全然うるさいと思わずに聴けるので好き。（話が逸れてきた）

ボーカルが3人いるってところもミュージカル感を出してると思うし、この３人は絶対歌いながら舞台上で敵と戦ってると思う。３人vs敵。殺陣とかやってるはず。「スタープラチナム」って歌ってる時に絶対スタンド出してるし、「ハッハッハッ！」とか言ってる時は攻撃してるはず。「受け継がれる不滅のプライド」がユニゾンなので、ここで心を合わせる感じの振り付けが入って、その後の連続オラオラで敵を倒す。後奏で盛大に照明の目潰しが入って敵役の方がハケるんですねえ。

メタル≒クラシック≒オペラ≒ミュージカルだしミュージカルだこれは。（強引）

それで、この記事を書くために、曲のタイトルなんだっけ？ってググったら、Wikipediaが出てきて、そこにこの曲ができた時のエピソードが載っていて、プロデューサーの方が「この曲は舞台劇だ」という結論に至り曲の最終調整をしたそう…！

なるほど！

思ったことを書き散らかす記事になってしまいました！！

おしまい！良い夢を！